現金・預金の贈与のしかた

証拠資料を残すために預金通帳に振り込みましょう！

一番手軽に行える現金の贈与ですが、手渡しであげると、後になって

立証することができません。

贈与の証拠を残すために、必ず自分の口座から相手の口座に振り込む形をとりましょう！

贈与税を支払うのは、お金をもらった人です。

もらった人の１年間（1月1日～12月31日）を集計して判定します。

例えば、２人の子に毎年110万円の贈与を10年間続けますと

2200万円を税金０円で贈与できます。

相続人である妻や子が、被相続人から受けた３年以内の贈与財産は、

相続財産とみなされて相続税がかかります。

よって、相続税の節税対策としては、あまり役に立たないことになります。

しかし、相続人以外に行った贈与は有効と認められます。

例えば、孫に贈与した財産は、相続の発生日から３年以内に行われたものでも

相続税がかかりません。

孫へ直接贈与しますと、子が相続すべき財産の相続税を一回飛ばすことができます。

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