全財産を妻に譲りたい遺言書の例文

残された妻が困らないようにする遺言書の書き方


遺言者は、すべての財産を妻○○○○に相続させる。


残された妻が高齢になり介護が必要になれば、介護費用が必要になります。

自宅での独居生活を続けることが難しくなれば、施設への入所費用が必要になります。

夫(あなた)としては、自分が先に死亡したら妻に全財産を残して、生活に困窮しないように配慮したいと考えることが多いでしょう。

全財産を妻に譲りたい理由も遺言書に書くことにより、あなたの想いが子供に通じるはずです。

妻との間に子供がいない場合

あなた(夫)の相続人は、妻と

  1. 子(孫を含む)
  2. 父母(祖父母を含む)
  3. 兄弟姉妹(甥姪を含む)

になります。

妻との間に子供がいない場合は、妻と夫(あなた)の両親が相続人となります。

夫(あなた)の両親がすでに死亡している場合は、兄弟姉妹が相続人となります。

しかし、妻と夫(あなた)の両親との関係が疎遠であったり、険悪な場合、遺産分割協議がもめることが多いのです。

よって、

遺言者は、すべての財産を妻○○○○に相続させる。

という遺言書を書いてください。

2つのパターンの遺言書を書きたい場合

男性よりも女性のほうが平均寿命が長いため、妻よりも先に夫(あなた)が死亡することのほうが多いようです。

しかし、妻のほうが夫(あなた)より年上である場合や妻が病気や事故によって、夫(あなた)より先に死亡する可能性は当然あります。

妻が先に死亡したら、自分の死後の妻の生活を相続において考慮する必要がなくなりますので、誰かに贈与したいと考えるかもしれません。

妻に財産を残す遺言書と、もう一つ遺言書を書きたい場合は、ご相談ください。


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